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三枝 純; 波澄 篤; 清水 武徳; 江尻 明; 植頭 康裕; 木内 伸幸; 浅野 智宏
no journal, ,
東京電力福島第一原子力発電所の事故に伴い、福島県内各地で放射線モニタリングや除染活動が行われている。活動現場の気温は冬季に-20Cに達し、各種サーベイメータの想定使用温度の範囲外である。そこで恒温槽を用いて温度特性試験を実施し、感度の変化を実験的に調べた。
薄井 利英; 岩井 亮; 五味渕 優; 中山 直人; 岩佐 忠敏; 高嶋 秀樹; 人見 順一
no journal, ,
放射線作業の管理における一環として、表面密度の管理があり、測定対象物の表面密度を間接的に測定する方法としてふき取り法がある。また、必要に応じて作業場所等の放射性物質の除染が必要となる。その際使用するふき取り用の資材としては一般的に市販されているもので、紙タオル・化学ぞうきん・スミヤろ紙等がある。本件ではスミヤ資材として、4枚重ねの紙タオル(パルプ100%)・化学ぞうきんA(セルロース製不織布)・化学ぞうきんB(含油脂レーヨン不織布)・スミヤろ紙を用い、これらのふき取り効率、除染の容易性に関し、福島第一原子力発電所の事故由来の核種Cs-134及びCs-137が含まれた塵等を水に溶かした溶液を用いて「JIS Z4504放射性表面汚染の測定方法」に基づく実験的評価を実施したので、その結果を報告する。
中山 直人; 薄井 利英; 五味渕 優; 高嶋 秀樹; 人見 順一
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照射燃料試験施設における現状の核種組成比を把握し、放射線管理手法の再検討を行う目的で、セル及びグローブボックス内を対象に、スミヤろ紙を用いて対放射能比率の測定及び線核種分析の試験を実施したので報告する。
山崎 巧; 高田 千恵; 中川 貴博; 石川 久
no journal, ,
再処理施設やMOX燃料施設を擁する原子力機構核燃料サイクル研究所では従業員の被ばく管理に・・中性子線に対応した熱ルミネセンス線量計(以下「TLD線量計」という。)を用いている。東京電力福島原子力発電所事故の復旧支援活動等に従事する職員についても同様の線量計で被ばく管理を行ってきたが、サイト外ではCsからの線管理が主体となることからTLD線量計と比べ、より管理と測定が簡易なクラウド型のDIS(Direct Ion Storage)個人線量計(以下「DIS線量計」という。)の運用検討のための性能試験を行った。
関 一成; 大塚 憲一; 宮本 幸博
no journal, ,
2011年3月の東京電力福島第一原子力発電所事故で飛来した放射性物質によるJ-PARC(大強度陽子加速器施設)環境モニタリングへの影響について報告する。J-PARC事業所境界における積算線量については、事故前の測定値と比較して最大約16倍となった。積算線量は、Iの減衰に伴って比較的大きく減少し、その後は、Csの減衰とウエザリング効果によりゆっくりと減少している。